Blue Sky Music

制作した音楽作品のご紹介やら雑談やら

音楽活動史④【DTM・オリジナル曲制作】

 

自分で音楽を作るようになったのは、2011年の事でした。

 

正確に言うとそれよりも前から、素人の興味本位的な感じでお遊び程度に手をつけたりもしていたんですが、本格的にやり始めたのはその頃。

ネット上で歌活動を始めてから、約3年後の事でした。

 

自作曲活動を始めようと思ったのは、私にとってはやっぱりSky Blue(SB)コンポーザーの龍徹さんの影響が大きかったです。

これまでの記事の中にも書きましたが、龍徹さんから学んだ事はとても大きなもので、私も彼のように心や愛のある曲を作ってみたいと思った事がきっかけでした。

 

今振り返ってみるとSBは2010年に3曲も発表していて(大体は一年に1、2曲くらいのペースでした)、曲目を見ると私が本当に音楽活動への面白さを強く感じ始めた時期だったように思います。触発されたのでしょうね🤣

 

「歌ってみた」なんかと違って、作詞作曲、アレンジやMIXといった事も全て自分で…となるので、一つの曲を作り上げる大変さを実感しました。

 

 

 

龍徹さんの影響で自分もやりたいと思ったことは確かなんですが、本格的に着手するに至ったきっかけとなる出来事が別にあります。

 

当時私は新たな環境での仕事がスタートしたのですが、そこが、今振り返っても自分の社会人史上断トツで最悪の職場でした。

後々聞いた話だと、勤め先の会社の中で一番劣悪な環境と有名な部署だったそうです💦

そこに配属となってしまった私はスタッフ達からターゲットにされ、大の大人がするような行動とは思えないような方法で精神的に追い詰められる日々を送る事になりました。

 

当時は全て自分の不器用さが原因だと思っていました。自分が頑張れば、こんな態度を取られずに済むのだろうと考えていたのですが…

それ以前の問題でした。

 

そんな精神的にギリギリになっていた時期に、自分自身を励ます意味も込めて作った曲がありました。

初めての作品となった「Life」という曲です。

 

www.nicovideo.jp

 

 

歌詞も微妙でメロディもありきたり、アレンジもまだ方法がよくわからず音数も少なくてMIXもメチャクチャ、本当に一作目と言う事がよくわかる仕上がりです💦

ただ、この曲には当時のありのままの自分が全て込められていると思っていて、私の中ではかなり特別で大切な曲です。

歌い方にもそれが現れていて、曲調は明るいのですが私の声がとても暗いです😅

ちょっと聴き返してみたら、当時の事とこれを歌っていた時の心境を思い出して泣きそうになりました😭

 

そこをスタートとして、私は作曲活動にどんどんのめり込んで行きました。

今数えてみると、自分が作って歌って公開しているオリジナル曲は、バージョン違いやリアレンジを除くと全部で18曲あるようです。

 

作詞も作曲もアレンジも、特に誰かに教わったという事はないのでどれも独学になるのかな…

何か基礎的な知識とか、これは絶対に必要という事があるのかもしれませんが、そういうのも正直わからないままやってきて今に至ります😅いいんだか悪いんだか……

ただ、作曲やアレンジに関しては、高校の吹奏楽部時代の経験が大きく生かされていると思っています。

音楽関連の知識としては、人生の中で唯一誰かに教わっている事なので…

詞を考えるよりも、多数の音色を組み合わせて一つの音楽を作る事の方がまだ容易で(というか普通に作詞が難しい😅)

そしてもちろんSBの活動からも、たくさんの事を得ています。

新曲制作の際にデモ音源と一緒にmidiファイルも届くので、楽器の構成がどうなっているのかを視覚と聴覚の両方で知る事が出来るので…

龍徹さんの作曲・アレンジを見て聴く事が、当時の自分にとって一番身近な勉強法でした😊

 

自作曲も、それこそ大勢の人にたくさん聴いて欲しいなんて事は特に思っていません。

プロか、プロ並みか、プロじゃなくても特別惹きつけられる何かしらの魅力を持っていなければそれは容易ではないし、需要の多い分野でもないと私は思っています。

自己満と言われればそれまでなのかもしれませんが、私にとってはこれが自分の人生が彩られるとても大切な趣味の一つだったりします。

 

 

自作したものの中で誰かの心に響いてくれた曲があるのかどうかはわかりませんが…

それこそ「Life」は、公開から一年後に別の音楽家さんがリアレンジをして下さったり、私の組んでいたアカペラグループでも歌ったりしていました。

 

あとは、2013年と2014年にそれぞれバージョン違いで制作した「飛行船を追いかけて」という曲があります。

 

www.nicovideo.jp

 

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この曲は、当時実際に日本の空を飛んでいた飛行船のパイロットさんや地上クルーの方にもお聴き頂けていたそうで、私にとっては奇跡のようなお話でした。

私自身も飛行船が大好きで作った曲だったのですが、実際に当時飛行船で働かれていた方々とお会いして、お話もしました。

パイロットさんから「あなたにお会いしたかった」と直接言われた時の感動は今でも忘れられません。

また、飛行船好きの方々がyoutubeやら生配信やらでこの曲をBGMに使用して下さったりした事もありました。

私にとって「飛行船を追いかけて」は、自作の中でも大変思い入れの深い曲となっています。

 

 

 

今現在の私は、環境的な理由でいつでも自由に歌えなくなってしまったので、この時のような事はあまり容易に出来ず…

それで、今ではボカロさんに頼っているという状況です😅

ボカロ活動についてもまた改めて別で書いてみようかと思っています。

 

かといってもう自分での歌唱活動はやらないというわけではないので、もしもまた新たに歌える時が来たら、ここでもご紹介していけたらいいなぁと思っています😊