続きを書いていきます。
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【Sky Blue】
龍徹さん(Composer)と、私パッチ(Vocal)で結成されたネット上限定の音楽ユニットです。
私の身勝手な行動でSky Blue(SB)を崩壊させてしまってから数年後、私は勇気を持って、龍徹さんに連絡をしました。
やはりちゃんと謝罪をしなければと思い。
お返事はもらえないかもしれないし、もらえたとしても今更何をと突き放される可能性もある、それらは覚悟の上でしたし全てを受け止めるつもりでした。
龍徹さんは、すぐにお返事を下さいました。
その文章は以前までの龍徹さんと何も変わらず温かなもので、彼も、私に連絡をしようと思っていたが勇気が出なかった、という内容の事が書かれていました。
改めて私は、2014年の出来事を心から謝罪させて頂きました。
それに対する龍徹さんからの返答は大変温かく優しいもので、その優しさに救われる形で、私達はまた2014年以前までのような間柄を取り戻す事ができたという流れです。
龍徹さんは私よりもだいぶお若いのですが、私なんかよりも全然大人です。
当時の事も、人として成長出来た良い機会だったと前向きに捉えていて、私のことは何も悪くないと何度も言ってくれました。
(と言っても、どう考えても悪いのは私です😅)
コミュニケーションは以前どおりに戻りましたが、ユニット活動を再開するといった事は特になく、そのまままた数年が過ぎ…
そして2022年の秋頃、龍徹さんからラストソング制作のお話を頂きました。
また大袈裟な表現と思われるかもしれないのですが、この時私は奇跡が起きたかと思いました。
SBとしての活動がまた復活する日が来るとは正直全く思っていなかったので…
私としては、チャンスを頂く事が出来たと。
償いを形にする事が出来る機会であり、改めて龍徹さんにこれまでの恩返しをさせて頂く事ができるかもしれないと…
そうして8年ぶりに、音楽ユニットSBとしての制作活動がスタートしました。
リアルで組んでいたアカペラグループも活動を休止し5年ほどのブランクがあった私は、歌うという感覚を取り戻す事も難しくなっていて…(年も取ったし😅)
思うような歌唱が出来ず正直とても大変ではあったのですが、SBの為に、龍徹さんの為に、やれる範囲の事を精一杯やる事でせめてもの償いの一つとする事が出来たら。
そう言う思いで自分なりに真剣に取り組みました。
そうして、約半年ほどの制作期間を経て完成したラストソングのタイトルは
「SKY BLUE」。
作詞、作曲、編曲、mixも全て龍徹さんです。
この曲の歌詞には、SBが制作してきた全12曲のタイトルが全て含まれています。
この「SKY BLUE」の公開で、SBは正式に活動終了となりました。
SBとしてやってきた事の数々は私にとってはどれもが楽しく、またボーカルとしての技術の成長や、作詞・アレンジ等の知識も学ばせてもらう事のできた、素晴らしい時間でした。
そして、何よりの学びが、龍徹さんの音楽制作への向き合い方。
「誰かの為に、心を込めて曲を作る」
本当に、音楽をやっていく立場としてとてもとても大切な事を教えて頂いたと思っています。
常に聞き手の事を思い、大切に丁寧に一曲を作り上げると言う事。
大事なのは有名になる事なんかではなく、誰かの心に寄り添い、響く曲を作ると言う事。
私にとって最上級の学びでした。
龍徹さんという方の存在は、私にとっては仲間でもあり、師匠のような人でもあると勝手に思っています笑
彼とユニットを組めた事は、私の中でとても大きな誇りです。
SBの活動は終了しましたが、この時点ではまだ、私は完全に過去の自分自身を許せていたわけではありませんでした。
この話にはまだ少しだけ続きがあるのですが、それはまた改めて…
例によって、長くなり過ぎてはいけないので😅
というか、まだ終わらんのかって感じですが💦
だいぶ詳細に書いているので🤣
一旦、ここで区切ります。