リズムの大切さを最初に学んだのは、高校時代の吹奏楽部の時でした。
音を奏でる上でとても重要な要素である事は、パーカッショニストでもあった顧問の先生からみっちりと叩き込まれました。
リズムに関しては、個人練習ではメトロノームを必ず使う事、合奏では楽譜にかじりつかずに指揮をしっかり見る・周りの音をよく聴く、という事を先生は毎日のように仰っていました。
リズムに人一倍厳しかった先生の元で育てた事には本当に感謝していて、未来に取り組む事になるアカペラだったり、ネットでの歌活動にも本当に大きく生かされたと思っています。
ネット上で音楽をやるようになり、学習の為に他の歌い手さんの歌を聴かせて頂く機会も多く持ちました。
時には「演奏してみた」を聴く事もありました。
そういう中で、音楽を聴いた時に
「あ、この人歌が上手いな」
「楽器がとても上手だな」
と、自分の中の感覚がキャッチする瞬間があるのですが、それを感じる上での大きな土台となっているのが、私はピッチとか音程よりもリズムだと考えています。
本当かどうかはわかりません。あくまで私個人の意見なので、音楽理論的な視点から言うともしかしたら違うのかもしれませんが…
歌や楽器の音のピッチが合っていたとしても、リズムがズレてしまっていると決してうまいという印象を受けないように私は感じます。
リズムキープに大切なのは、やはり先生も仰っていたとおりの事だと今でも思っているし、実行しています。
吹奏楽やオーケストラ等でない限りは指揮者はいませんので、視覚的にというのはムリですが……例えば歌なら、自分が歌う事にだけ集中するのではなくオケにもしっかりと耳を傾けるとか。
言葉で書くとごく当たり前の事に感じるんですが、これってとても重要で、かつ難しい事なんですよね。
意外と、出来ていない方は多い印象です(なんか生意気な発言のようですみません🙇どっから目線なんでしょう💦)
とは言えちゃんと最初から最後まで完全に正確なリズムをキープするっていうのは、機械じゃないので限界はあると思います。
私はネットではボーカルしかやってきていないので歌基準でのお話になってしまいますが、ライブなどではなく一つの音源として作成するのであれば、ボーカルのタイミング調整はかなり重要な作業の一つだと思っています。
オケに対して拍子のズレたボーカルと言うのは、それだけでせっかくの魅力を減点させてしまうと思うので…
ボカロ曲の時も、私はこのタイミングの確認は隅々まで行います。ボカロなので自動的にほぼきっちり合ってはいますが、発音などの関係でズレが生じている部分がどうしても出てくるので…
うまく仕上げられているかはまた別ですけど😅私も人間なので、散々言ってる割にはズレてんじゃん!と思われる所もあるかもしれませんけどね🤣
ピッチ補正もタイミング調整も、なるべくしないで済むならそんな良い事はないとは思いますが、一つの作品として仕上げるのでしたら手を抜くべきではない部分だと個人的には考えています😊特にリズムは…
逆にライブなら、やはりしっかりと周囲の音に耳を傾ける事が大切なのかなと思います。
いずれにしても、歌でも楽器でも、自分が演奏する事だけに集中というのはNGなのかなと。
私自身も、具体的に何をどうすればリズム感が鍛えられるのかはよくわからないので大きな事は言えないんですが……歌をやる上で自分自身が必ず気を付けている事としては、そこが一番大きいです。
オケの音をよく聴き、落ち着いて歌うという事。
練習の際、メトロノームがあるのでしたら一番良いとは思いますが。
私の経験談ですが、アカペラの練習の時に光が左右に移動する電子メトロノームを使用していた事があるのですが、あれはあまりおススメは出来ないなと思いました😅
理由としては、光の残像に感覚が惑わされるから、です。
メンバー全員、同意見でした🤣
人によるとは思いますので絶対にダメとは言えませんが……個人的にはおススメはしませんね。
前回はピッチについてでしたが、今回はリズムについての私なりの考えを書いてみました。
あくまで全て個人の意見という事を強くお伝えしておきます😅